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戦争と愛 8-8

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 ふと思ったことがある。人間が始めた戦争で自分が生まれたなら、戦争が消えたら自分も消えるのだろうか? それ以前に、自分がいるから戦争が続いている、なんてことはないだろうか? ……いや、それは違うか。自分は彼らと同じ、人間の一人だ。人が一人消えたって戦争は無くならない。そもそも自分は消えることが出来るのか、それすら怪しい。
 もし、自分がこの世界が消えるような時が来たら……それは、戦争が無くなる時だろう。でもこの調子じゃ、そんな時は当分やってこないだろう。
 でも、前よりは少し変わったのは確かだ。彼らなんて、物覚えの悪い生き物だろうくらいにしか思っていなかったが、自分も同じだと知ると、少なからず見方は変わる。
 人は『愛』を生み、自分は『愛』と出会い、結果、『愛』の望むようになった。ならば、それは人間自身が望んでいた事、とも言える。
争い事を作りながら、それを拒んでいる。そうして拒まれている自分は一体何なのかと思えてならない。ある意味自分が、より人間らしいということにはならないだろうか?
 それはそれで少し複雑だ。正直、今でも自分が人間だという自覚はあまり無い。
 けど、それで今まで過ごしていられた。結局、自分は人間が大事なのかもしれない。いや、そうだ。ずっと、自分は人の為にしか生きていなかったのだから。断言するべきだ。自分は人間で、人間の自分は、同じ人間である彼らに、自ら近付いていた。だから戦争が起きていた。でも何故歩み寄ろうとしていたのか分からない。
 『愛』なら知っているだろうか? 同じく彼らから生まれた『愛』なら。
 思えば、どこかに行きたいと思って歩いたことはなかった気がする。もし会おうと思って歩いたら、会えるのだろうか? なら歩いてみよう。
 彼らに疎まれても尚、彼らに近付くわけを、『愛』なら答えを出せるかもしれない。自分の知らなかった事実を知っていた。だから分かるはずだ。それが『愛』ならば。
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Author:滅天使
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